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ブログ|就活ビジネスのコラム

28卒の就活はいつから?今から始める3ステップ

大学の図書館で、ノートパソコンを開いて就活の予定を整理する学生の後ろ姿

本ページは公開情報を整理した情報サイトの記事であり、特定のサービスの推奨や内定の保証ではありません。

政府の日程と、実際の動きにはずれがある

2026年10月の時点で、28卒の学生は大学3年生または修士1年生です。「就活はいつから始めればよいのだろう」と、周りの動きが気になり始める時期かもしれません。結論を先にお伝えすると、秋のいまから少しずつ準備を始めても、決して遅すぎることはありません。ただし、何から手をつければよいのかが分かりにくいので、この記事では「3つのステップ」に分けて整理します。

まず、決まりごとを確認しておきます。政府は、就職・採用活動の日程について、広報活動の開始を卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降、採用選考活動の開始を卒業・修了年度の6月1日以降、正式な内定日を卒業・修了年度の10月1日以降とするよう、経済団体などに要請しています。ただし、この要請は法律ではなく、企業の採用活動を法的に拘束するものではないと、関係省庁連絡会議の文書は明記しています。

一方で、実際の動きは、この日程よりも早く進んでいます。同じ文書は、内閣府のアンケート調査などをもとに、インターンシップ等には学生の約7割が参加しており、参加は卒業・修了前年度の7月から本格化していること、参加者の約7割が早期選考の案内を受けていることを示しています。また、エントリーシートを最初に提出した時期が、卒業・修了前年度の9月以前だった学生は約4割にのぼります。

こうした数字を見ると、あわててしまうかもしれません。けれども、数字は全体の傾向であり、志望する業界や企業によって動きは違います。大切なのは、周りと同じ速さで走ることではなく、自分の考えを整理しながら、選択肢を広げていくことです。以下の3つのステップは、そのための具体的な手順です。

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ステップ1:自分の材料を集める(10月から12月)

最初のステップは、企業に伝える自分自身の材料を集めることです。企業選びも、エントリーシートも、面接も、土台になるのは「自分がどんな経験をして、何を考え、どんな環境で力を出せるのか」という材料です。

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やることは三つあります。一つ目は、経験の棚卸しです。授業やゼミ、アルバイト、サークル、ボランティア、趣味など、思いつくままに書き出します。書くときは「いつ」「何を」「どんな工夫をして」「どうなったか」「何を学んだか」の順に整理すると、あとでエントリーシートに使いやすくなります。立派な成果でなくてかまいません。小さな工夫や、続けたことも立派な材料になります。

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二つ目は、秋冬のインターンシップやオープン・カンパニーへの参加です。関心のある業界から、まず2、3件に申し込んでみます。申し込む前に、募集要項で期間、就業体験の有無、フィードバックの有無、取得した学生情報を採用に使うかどうかの記載を確認しましょう。文部科学省・厚生労働省・経済産業省の整理では、インターンシップと呼べるのは就業体験を必須とするタイプ3とタイプ4で、タイプ1のオープン・カンパニーやタイプ2のキャリア教育とは区別されています。どのタイプの取組なのかを知っておくと、参加の目的をはっきりさせやすくなります。

三つ目は、管理の準備です。就活用のメールアドレスを作り、応募した企業、参加した日程、次にやることを一つの表にまとめる習慣をつけます。この習慣は、このあと情報が増えたときに、大きな助けになります。あわせて、大学のキャリアセンターに登録して、面談や講座の案内を受け取れるようにしておくと安心です。

ステップ2:情報源とサービスを選ぶ(1月から2月)

材料がある程度集まったら、次は情報源を選びます。就活に使えるサービスには、いくつかの型があります。企業の情報を広く見渡す就活ナビ、プロフィールを登録して企業から声がかかるスカウト型、先輩の体験談や口コミ、社会人に話を聞けるOB・OG訪問、そして、面談を通じて企業を紹介する新卒エージェントです。大学のキャリアセンターや、新卒応援ハローワークのような公的で無料の窓口もあります。

全部を使う必要はありません。型ごとに1つずつ試してみて、自分に合うものを残していく進め方が現実的です。サービスを選ぶときは、次の点を確認してください。

  • 対象の卒年が、自分の学年に合っているか。サービスによって、提供の開始時期が違います。たとえば、マイナビ新卒紹介は、28卒向けの企業紹介が2027年3月以降に始まると案内しています。
  • どのような仕組みで無料なのか。新卒エージェントの多くは、企業が成功報酬を支払う仕組みです。職業安定法は、有料職業紹介事業者が求職者から手数料を徴収してはならないと定めています。
  • 運営会社と許可番号の表示があるか。厚生労働省の人材サービス総合サイトで、事業者名から検索して確認できます。
  • 個人情報の利用目的と、第三者への提供の有無。登録の前に、プライバシーポリシーを読みます。

この時期には、エントリーシートの下書きと、適性検査(SPIなど)の問題形式に慣れることも進めておきましょう。エントリーシートは、ガクチカ、自己PR、志望動機の三つを、まず短い文章で書いてみます。スカウト型のサービスに登録する場合は、プロフィールの内容を整えておくと、自分に合う企業から声がかかりやすくなります。各サービスの違いは、新卒エージェントの比較表と就活ナビ・スカウト型の比較表で、事実項目として確認できます。

ステップ3:3月以降の動きを組み立てる

三つ目のステップは、3月以降の動きの組み立てです。政府の日程要請では、3月1日以降が広報活動、6月1日以降が採用選考活動の開始です。ただし、すでに見たように、実際の動きは企業によって異なり、専門活用型インターンシップ(2週間以上)を経た学生の選考開始には、従来どおり例外が設けられています。

そのため、3月以降の計画は、次のように「志望の度合い」で分けて考えると組み立てやすくなります。

  • 第一志望のグループ:志望度の高い企業を数社に絞り、説明会、エントリー、面接の日程を最優先で確保する。
  • 幅を広げるグループ:業界や規模の違う企業にも目を向け、説明会に参加して視野を広げる。
  • 練習のグループ:志望度が高すぎない企業の選考で、面接の雰囲気に慣れる。

予定は、週単位で見直します。授業、ゼミ、卒業研究との両立も大切なので、詰め込みすぎないようにします。面接の練習は、大学のキャリアセンターや、新卒応援ハローワーク、新卒エージェントの面談などで受けられます。新卒応援ハローワークは、学生と卒業後3年以内の人を対象に、職業相談、面接練習、就職面接会などを無料で提供しています。

早期選考の案内が届いたときは、すぐに返事をせず、次の点を確認してみましょう。その選考がインターンシップの参加に付いているのか、参加の条件は何か、自分の準備はどこまで進んでいるか、志望度はどのくらいか、という点です。参加するかどうかを決めるのは、あくまで自分です。迷ったときは、キャリアセンターに相談してみてください。

あわてないための三つの心がまえ

最後に、これから就職活動を進めるうえでの心がまえを三つ挙げます。

一つ目は、数字を目安として受け止めることです。調査の数字は、調査主体、時期、対象によって異なります。たとえば、マイナビキャリアリサーチLabが2025年10月に実施した調査では、2027年3月卒業見込みの学生のインターンシップ・キャリア形成活動への参加率(累計)は87.1%でしたが、5日間以上のインターンシップに限ると27.7%です。数字の中身を見ると、受け取り方が変わります。

二つ目は、自分のペースを大切にすることです。成功報酬型のサービスでは、紹介した人の入社が企業からの手数料につながる仕組みのため、早く決めることを勧められる場面があるかもしれません。大事な判断は、必要な時間をかけて、自分で行ってかまいません。

三つ目は、困ったときに頼れる窓口を知っておくことです。大学のキャリアセンターや新卒応援ハローワークのほか、内定の承諾を強く迫られるなどして困った場合は、都道府県労働局・ハローワークや、総合労働相談コーナーに相談できます。窓口の使い方は、エージェントとの付き合い方とトラブル防止で整理しています。

日程とルールの詳細は28卒・27卒の就活スケジュールとルールに、型ごとのサービスの一覧は就活サービス早見表にまとめています。まずは、今日できる小さな一歩から始めてみましょう。

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